情報I平均点から逆算する得点戦略と目標点の決め方
2026-08-03・読了 8分
情報I 平均点は年度で大きく動きます。大学入試センター発表の数値の読み方、情報I 難易度の見極め、志望校の情報I 配点比率から情報1 何点取ればよいかを逆算する手順、60分の時間配分と捨て問判断、得点源になる分野の優先順位まで、情報I 得点戦略を具体的に解説します。

情報Iの平均点は、共通テストの中でも年度ごとの振れ幅が大きい科目です。2025年1月の初出題からまだ日が浅く、「何点取れば安全か」の相場が固まっていません。だからこそ平均点は今年の難易度を測るものさしとして使い、目標点そのものは志望校の配点比率から逆算するのが現実的です。
平均点は「その年の難易度指標」として読む
大学入試センターの最終集計によると、初年度である2025年度の情報Iの平均点は69.26点(100点満点)、2026年度は56.59点で、前年から12.67点下がりました。わずか1年で10点以上動いたことになります。
ここから読み取るべきは「情報Iは易しい」でも「情報Iは難化し続ける」でもありません。年度によって難易度が動く前提で準備する、という一点です。平均点は例年1月下旬から2月上旬にかけて公表されますので、最新の数値は必ず大学入試センターの発表で確認してください。予備校の予想平均点は速報性に優れますが、最終集計と数点ずれることがあります。
目標点は志望校の配点比率から逆算する
共通テストの情報Iは試験時間60分、100点満点です。ただし、合計点に占める比率は大学・学部ごとにまったく違います。同じ100点満点でも、圧縮されて数十点分として扱われる場合もあれば、扱いが異なる場合もあります。ここは一般論では決められないので、志望校の募集要項を直接確認してください。
そのうえで、次の順で数字を出します。
- 志望校の合格ラインに必要な合計得点を確認する
- 情報Iが合計の何パーセントを占めるか計算する
- 他科目で現実的に取れる点を差し引き、情報Iに残る必要点を出す
比率が5パーセント未満なら、情報Iに何十時間も注ぐより他科目を伸ばすほうが合計点は伸びます。逆に比率が高いなら、情報Iは明確な得点源として扱うべきです。同じ「情報1 何点取れば」という問いでも、答えは志望校ごとに変わります。学習時間の配分の考え方は勉強法のページも参考にしてください。
60分の時間配分と捨て問の判断
情報Iは短時間で読解量の多い問題を処理する科目です。試験前に、大問ごとの時間上限を決めておきましょう。
| 場面 | 判断の目安 |
|---|---|
| 設問文を読んで方針が浮かばない | 30秒で印を付けて次へ |
| 計算やトレースが2分を超えた | いったん飛ばし、最後に戻る |
| 図表の読み取りだけで解ける | 最優先で確保する |
捨て問の判断で大事なのは「難しいから捨てる」ではなく「時間当たりの得点効率が悪いから後回しにする」という発想です。特に長いプログラムのトレースは、1問に固執すると後半の取れる問題を丸ごと失います。プログラミング分野は手を動かした量がそのまま速度になるので、時間短縮は演習でしか得られません。
得点源になりやすい分野の優先順位
限られた時間で積み上げるなら、順番は次のとおりです。
- 最優先:2進数・基数変換とデータの活用。手順が決まっており、短期間で安定します。
- 次点:プログラミング。配点が大きい年が多く、伸ばす価値があります。
- 仕上げ:ネットワーク、情報デザイン、情報社会と法規。用語の定着で確実に拾えます。
2進数とデータの活用を先に固める理由は明確です。この2分野は問われ方が年度で大きく崩れにくく、難化した年でも取り切れる可能性が高いからです。平均点が下がる年に差がつくのは、応用問題ではなく、こうした基礎を落とさない受験生です。
まずは現在地を測ることから
目標点を決めても、今の実力が分からなければ計画は立ちません。分野別に短時間で解ける一問一答で、どの分野が何割取れているかを可視化してください。弱点が2つに絞れれば、残り時間の使い道は自然に決まります。
通学時間などのすき間時間で回すなら、情報I対策アプリが便利です。分野別の演習と間違えた問題の復習をまとめて管理でき、平均点が動く年でも崩れない基礎を毎日少しずつ積み上げられます。
よくある質問
情報Iの平均点は何点ですか?
大学入試センターの最終集計では、初年度の2025年度が69.26点、2026年度が56.59点でした(いずれも100点満点)。1年で12.67点動いており、年度による振れ幅が大きい科目です。平均点は例年1月下旬から2月上旬にかけて公表されますので、最新の数値は大学入試センターの発表をご確認ください。
情報Iは何点取れば安心ですか?
一律の安全ラインはありません。情報Iが合計点に占める比率は大学・学部ごとに大きく異なるため、まず志望校の募集要項で配点と圧縮率を確認し、合計での必要得点から逆算してください。比率が高い大学ほど目標点を上げ、低い大学は他科目との時間配分を優先するのが合理的です。
情報Iの難易度はこれからも上がりますか?
将来の難易度を断定することはできません。ただし2025年度と2026年度の平均点差からも分かる通り、年度によって難易度は動きます。平均点が高い年を前提に対策を組むと、難化した年に大きく崩れます。どの年度でも取り切れる基礎分野を固めておくことが、最も再現性の高い備え方です。
情報Iの試験時間と配点はどうなっていますか?
共通テストの情報Iは試験時間60分、100点満点です。大問ごとの配点や構成は年度により変わり得るため、直近の本試験と試作問題の両方で形式を確認しておきましょう。60分という短さのため、解く順番と一問あたりの時間上限を事前に決めておくことが得点に直結します。
情報Iはどの分野から勉強すべきですか?
2進数などの基数変換とデータの活用から始めるのが効率的です。手順が決まっていて短期間で安定しやすく、年度が変わっても問われ方が大きくは崩れません。その後にプログラミング、ネットワーク、情報デザイン、情報社会と法規へ広げていくと、限られた時間でも得点の土台を作れます。
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