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情報I 夏休みの勉強法|基礎固めで差がつく4分野の優先順位

2026-08-08・読了 8分

夏にやるべきは演習量ではなく全範囲の地固めです。情報I 夏休みの勉強は1日20〜30分で十分。主要教科を削らずに、2進数とプログラミングを先に着手する4分野の優先順位、高3の夏に到達しておきたいチェックポイント、夏 勉強で手を出さなくていい教材までを具体的に整理しました。

情報I 夏休みの勉強法|基礎固めで差がつく4分野の優先順位

夏休みは、情報Iに落ち着いて時間を割ける数少ない期間です。ただし「時間があるから演習をたくさん積もう」と考えると、たいてい途中で止まります。時期ごとの全体像は情報Iの勉強はいつから?時期別3段階スケジュールにまとめていますので、この記事ではそのうち夏休みの一段だけを、中身まで掘り下げます。

夏にやるべきは演習量ではなく全範囲の地固め

共通テストの情報Iは試験時間60分・100点です。初実施の2025年度は平均69.26点でしたが、2026年度は56.59点まで下がっており、年によって難度が大きく動いています。過去問の蓄積がまだ少ない科目なので、夏の段階で得点を読みにいく意味はあまりありません。

そのかわり、夏にしかできないことがあります。四分野を通しで一周し、どこに何があるかを頭に入れることです。学期中は授業のペースに合わせて細切れに進むため、範囲全体を並べて眺める機会がほとんどありません。分野ごとの位置づけは勉強法のまとめを横に置きながら進めると迷いません。

1日20〜30分、主要教科は削らない

配分の目安は1日20〜30分です。少なく感じるかもしれませんが、情報Iへ1時間を割くのは共通テスト全体で見ると割に合いません。英語や数学は夏の演習量が秋の伸びを決めますから、机に向かうまとまった時間はそちらに残してください。

情報Iに向いているのは、朝や寝る前の20分といった固定枠です。毎日同じ時間に置いてしまえば、他教科の予定に押し出されません。夏休みは40日前後ありますから、1日20分でも合計13時間を超えます。全範囲を一周するには十分な量です。

四分野の優先順位

優先 分野 夏にやること
1 2進数 進数変換と情報量の計算を、毎回2〜3問ずつ手で解く
2 プログラミング 擬似言語のコードを読み、変数の値を追う練習
3 データの活用 代表値・散布図・相関の用語と読み取りの基本
4 ネットワーク情報デザイン情報社会と法規 一問一答で用語に触れておく

上から順に片づけるのではなく、1と2を毎日の柱にして、3と4を一問一答で薄く並走させる形が回しやすいです。

手を動かす分野を先に始める理由

2進数とプログラミングだけは、読んで理解した翌日に同じ問題を解こうとすると手が止まります。覚える知識ではなく、慣れる技能だからです。慣れは短期間では作れないので、夏に始めておくかどうかで直前期の余裕がまったく変わります。

逆に、ネットワークや情報社会と法規は用語の暗記が中心です。こちらは秋以降でも詰められるので、夏は一問一答で毎日数問触れておけば十分です。どの用語が繰り返し問われるかは情報Iの頻出用語まとめで確認しておくと、覚える対象を絞れます。

夏休みの終わりに確認したい3つ

一つ目は、四分野に知らない用語が残っていないこと。意味を完璧に説明できなくても、見覚えがあれば秋の演習で回収できます。二つ目は、10進数と2進数の変換が手順を思い出さずにできること。三つ目は、10行程度の擬似言語のプログラムを追って、最後に変数がどうなるかを答えられることです。

この3つが揃っていれば、夏の目的は達成です。正答率を上げるのは秋以降の仕事なので、解けない問題が残っていても気にする必要はありません。

今日の20分から始める

夏休みの情報Iは、量ではなく途切れさせないことがすべてです。まずは一問一答を1日5問、そこに2進数を2問足すところから始めてみてください。それだけで20分に収まります。

移動中や休憩の合間にも続けられるように、アプリ版では分野別の演習と間違えた問題の復習をまとめて回せます。夏に一周しておいた範囲は、秋のあなたをそのまま楽にします。

よくある質問

情報Iは夏休みに1日どのくらい勉強すればいいですか?

1日20〜30分が目安です。夏休みは情報Iに時間を割ける貴重な時期ですが、英数国の演習量を削ってまで充てる科目ではありません。1日に30分以上まとめて取り組むより、毎日途切れさせないほうが秋以降の立ち上がりが楽になります。余裕のある日だけ2進数やプログラムの読解を少し長めに、と考えてください。

夏休みのうちに過去問や予想問題を解くべきですか?

出題の形を知るために一度だけ通しで解くのは有効ですが、演習量を積む段階ではありません。全範囲の用語と考え方が入っていない状態で問題数をこなしても、解説を読む時間ばかりが増えていきます。夏は一問一答と分野別の基礎確認に時間を使い、通し演習は範囲を一周し終えてから始めるほうが得点につながります。

高3の夏、情報Iは他教科より後回しでいいですか?

優先順位としては英語・数学・国語が先で問題ありません。ただし後回しはゼロという意味ではなく、1日20分だけは確保してください。夏に全範囲を一周しておけば、秋以降は復習だけで状態を維持できます。まったく手をつけずに秋を迎えると、他教科が最も忙しい時期に一から覚え直すことになります。

夏休みはどの分野から手をつければいいですか?

2進数とプログラミングからです。この2つは知識を覚えるだけでは解けず、手を動かして慣れる時間が必要なため、着手が遅いほど不利になります。ネットワークや情報社会と法規は用語が中心で、あとからでも比較的短期間で詰められます。まず手を使う分野を夏に始め、暗記中心の分野を並行して薄く回すのが現実的です。

夏休みが終わる時点で、どの状態になっていれば大丈夫ですか?

四分野すべてで「聞いたことのない用語がない」状態が目安です。加えて、10進数と2進数の変換が手順を思い出さずにできること、簡単な擬似言語のプログラムを追って最後の変数の値を答えられること。この3つが揃っていれば、秋以降は演習に集中できます。この時点で全問正解できる必要はまったくありません。

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